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在宅酸素療法(HOT)

在宅酸素療法とは

在宅酸素療法とは

COPDの患者さんは、肺の機能が著しく低下することにより、血液中の酸素が不足した状態(呼吸不全)になることがあります。このように、血液中の酸素が不足している方が、自宅など病院以外の場所で不足している酸素を吸入する治療法が「在宅酸素療法」です。医師の指示により酸素供給機器を使用することが健康保険の適用になっており、現在日本では約17万人の方がこの療法を行っています。家族と一緒に自宅で療養したい、リハビリに励みたいという方の心強い味方となっています。

在宅酸素療法とは


 J-BRAETHでは、患者さんを訪問し息切れなどがあっても、酸素療法を受けながらどんな生活をしているかインタビューを行って記事にしています。障害があっても前向きに療養し活動されている方の記事を読んで是非参考にしていただきたいと思っています。
    

   
  J-BREATH 85号  患者さん訪問
りんご栽培農家のCOPD患者さん #在宅酸素療法(HOT)

・使っているのは液体酸素。現在24時間投与で労作時毎分3リットル、安静時2.5リットルの処方です。
・はじめはなかなか受け入れてもらえず酸素導入まで2年くらいかかりましたが、導入後は仕事に有用とわかっていただけて,いまは導入を勧める患者さんに「先輩としてアドバイスを」とお願いすると(中略)おめえさんも酸素を使ってみろや。これはいいぞ」と話してくださいます。医者が言うよりも信じていただけるので武井さんには本当に感謝しています。
・武井さんを拝見していると「身体活動性維持は大切、好きな仕事を持っていることは大切」としみじみ感じます

使用する酸素供給装置について

酸素吸入は、自宅では「酸素濃縮装置」を、外出時には「携帯用酸素ボンベ」を使用するのが一般的です。他に、液体酸素を用いた装置で、自宅で液化酸素装置親容器を、外出時には子容器に液体酸素を充填して吸入するというものもあります。

〇〇の様子

酸素濃縮装置

〇〇の様子

酸素ボンベ

〇〇の様子

液化酸素装置

在宅酸素を実施する際の注意事項

吸入量と吸入時間を守る

酸素療法は、不足している酸素を補うためにおこなわれます。息切れなどの症状が改善しないからといって、酸素の量を勝手に上げたり下げたりせず、主治医に相談してください。

月に1回、診察を受ける

保険適用のためには月に1回(原則)、診察を受ける必要があります。

火気に注意

酸素は、それ自体は燃焼しませんが、燃焼を助けるガスです。火災の発生を防ぐため、火気の取り扱いに注意してください。

  • 酸素吸入中は高熱の熱源、特に裸火(タバコ、ライター、ストーブ、マッチ、ロウソク、線香など)の周囲2m以内に近づかない。
  • はずしたカニューラや延長チューブを裸火の周囲2m以内に近づけない。
  • 酸素吸入中は、本人はもちろん、周りの人も禁煙を守る。

※熱がある、息切れが強い、咳がよくでるなど体調が悪いときは早めに主治医に連絡しましょう。

(お問い合わせ)

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